就活をしている学生の自己PRは皆同じに聞こえる
こんにちは、
当然採用担当者は1日に数多くのエントリーシートに目を通し、多くの学生の面接を実施します。一人一人のキャリアをじっくり聞く中途採用の面接とは大きく異なります。新卒採用はあくまでもポテンシャル採用の為、過去の職務経験や実績ではなく入社後に活躍してくれそうかどうかを面接の中で見極めなければなりません。学生は数多くの候補者の中から企業に選んで貰う必要があるのですが、新卒採用で数多くの面接を実施する度に思ったことは皆の自己PRの内容がほぼ同じに聞こえるということです。
アルバイトとサークルの話ばかり
学生時代に頑張った事や自分の長所の裏付けとして語られる事が多いのが、いかにアルバイトを頑張ったかとサークルでリーダーシップを発揮した等のストーリーです。一つ一つの話は悪くないのですが、正直どこかで聞いたような話ばかりだなというのが率直な感想です。そして毎回疑問に思うのが学生の本分である勉強・学問を頑張ったという自己PRをほとんど聞かない事です。日本の新卒採用は理系の職種別採用以外は専攻と採用される職種の一致が求められないのが理由だとは思いますが、勉強の話はまるで無しでアルバイトとサークルの話が続くと大学に何を求めて行ったのだろうと考えてしまいます。
自分の専門分野での実績をPRしてみよう
学生時代に勉強を頑張ったという人は是非アルバイトやサークルの話だけでなく、勉強で達成した事や実績を採用担当者に伝えてみましょう。学費や生活費を稼ぐ為にアルバイトも全力で頑張ったというのであれば、忙しい仕事の合間に勉強を必死でやり実績を出したというPRをすれば面接官の印象により強く残ります。自分の専攻分野で何を学び達成したかを学生としての売りにしてもいいのではないでしょうか。コミュニケーション能力は面接で重視されますが採用を担当する人事は学生にノリの良さを求めているではありません。いかに物事に真面目に向き合い取り組むかをみています。日々勉強にひたむきに取り組んできた事実は入社後に責任感を持って仕事に励んで貰えると捉える面接官は多いです。
以上、外資系人事が考える就活で学生が勉強の実績をPRすべき理由でした。
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